「私 日本人なんですけど、日本語が苦手なんです。①」

「私 日本人なんですけど、日本語が苦手なんです。①」

 

 はじめまして。なかむらゆうかです。

いきなりですが私、日本語って苦手なんです。

大阪府大阪市生まれの生粋の日本人です。

よくこの「日本語苦手」という発言をすると外国人なのっていわれますが、海外に一度も出たことはありませんし、ごく普通の平々ぼんくらな女子大生です。

 

「あんたの話は何言っているかわからん」

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小学生のころから、主体的に話すこと・文章を書くことが大嫌いで、むかしから(たまに今も)、家族はもちろん、友人、その他さまざまな人に、「あんたの話はよくわからん」と言われ続けてきました。

「今週の学校へいこう、見た!?」とか浅い会話はめちゃくちゃ得意なのに、今日のできごととや、私がいつもココロの中で思っていることを話しているときの聞き手の表情は大体引きつっています。たまに今でも話すたびになんかごめんって、思っているときあります。

 

「よくできる姉とぼんくらな私。」

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私には、めちゃくちゃ正反対なお姉ちゃんがいます。姉は話も面白おかしくユニークに話すし、文章を書くのも上手でよく表彰状とかもらってました。

姉が褒められるたびに、姉が家族の話に花を咲かせるたびに、私も同じように何か話したいという欲求に駆られるものの、私は彼女のように家族を自分のトークで笑顔にすることができませんでした。むしろ「こいつは何がいいたいんや」という雰囲気になり、私自身が気まずい感じになっていくばかり。しゃべってごめん、みたいな。また自分ひとりで反省会をしてしまい、せっかくの家族団らんの機会を乱してしまうのが申し訳なくて次第に自分の思いを話す勇気すら、なくなっていきました。

そうすると「人に何かを伝えるという行為」自体、だんだん嫌いになっていきました。

私の話は壊滅的で、私は人に理解する言語で話せない病気なんだと本当に思いこんで、ふさぎこんでいきました。

 浅い話を人に振るのも、共感するのも得意になって、悪口に便乗することも、得意になっていきました。だって、自分の意見じゃないから。

 

自分が考えたこと、感じたこと、そんな話しなきゃいい。

別にそれでもいいと思っていました。だって別にみんな私に興味ないし。

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そんな、自分の思いをことばで伝えるのが苦手な私が、「綺麗なことばを、私も綴りたい。」「練習しなきゃ」「だれかに何かを主に、ことばで伝えたい」と思い立ち、勢いでその経緯を描くぶろぐ、はじめちゃいました。

頑張って更新しようと思います。

いや、します。がんばるぞ!

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