クリエイティブは99パーセントの無駄と1パーセントの偶然。(あと確認)

やっとキャッチコピーが決まった!と感動していたら、次はグラフィックの作成に移ります。でもやったことがないので、どうやってつくればいいのか、よくわかりません。

ただ、和という文字を人で作れたらおもしろいなー、という話で出来上がったラフがこちら。

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とりあえず、大学の脚立を借りてともだちに小学校の時の黄帽をかぶってもらったり、事務のおじさんに協力を仰いだりすることで、なんとか人で口の円をつくることに成功しました。

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ただ、フォントで描かれた「禾」にすごく違和感を感じたんです。人で作られた円に対してどうもかっちりしすぎているきがする。そんなことをうんうんうなりながら考えているものの、なにもでませんでした。うまくいかないので、道を変えて家に帰る際、ふと道に落ちていた小枝が気になりました。これで、禾つくったら絶対面白い。

なんとなくそんな気だけして、とりあえずその辺にあった小枝を片っ端からかき集め、家にもって帰り、新聞紙の上で禾をつくりました。さすがに家で木を割っていると家族に心配されましたが、納得のいく作品になったと、今振り返っても思います。

さっそく、photoshopで画像合成を試みるも、ここでまた大きな試練に出会います。それは、ちょっとした心配りでした。私とても面倒くさがりで、全然気が回らないんですよね。「なんとなくできた!」で大方満足してしまうタチなので、教授からのフィードバックを素直に聞けませんでした。

ただ、自分の作品が出力されたときには、本当にこれを自分でつくることができたのか、ととても驚きました。このポスターは一生もんの宝物です。

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ただ言うことをちゃんと聞けなかったから、重複している文章あるし、「。」統一していないし、まだまだやっぱり本当にダメなやつだったな、と4年後の自分がとても反省しています。ちゃんとフィードバックは素直に聞きたい。より良い作品にするためにわざわざ言ってくれていたのに。