広告とアイディアと、わたしに関するつぶやき。

どうも、「コミュニケーションデザイン」ということばが好きなくせにディスコミュニケーションばかりやらかしている方の、なかむらです。

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Amazon.co.jp: コミュニケーションをデザインするための本: 岸 勇希: 本

もともと広告に興味なんてなかったし、そもそも広告を専門に作る人がこの世には存在するのか、と驚いたほどデザイン、アート、広告その他そういうのに疎い大学生でした。入学したてはただの声優追っ掛けているオタクでした。

ツイッター黎明期、ネットで知り合った友人とリアルイベントで会ってお菓子交換などをするというあたたかいインターネット(ほとんど女子ばかりの声優オタクオフ会)でぬくぬく育ってきたので、インターネット×リアルの可能性は前提として信じていた。この本が世の中の仕組みを少し教えてくれた。自分もそういうことを考えられる人間になりたいと本気で思ってからは「こうすれば企業が抱えている課題は解決できるし、その施策を見た人は絶対わくわくするよね!間違いない!」なんて目をキラキラ輝かせながら大好きな妄想を繰り返している。もちろん今も。

『アイディアを実現させる』ということがどれほど難しいかなんて体験してみなきゃわからない。所詮学生だと甘えて、与えられた課題ばかりに目がいってしまっていた。もっと課題設定の話とか大人の人に聞けばよかったな〜、とちょっと反省もしている。市場調査のデータとかも矢野研とかに無料開示されているざっくりしたグラフしか前提共有で使わなくて良いのが学生コンペの中で当たり前化している。まあ現実問題そんなデータで先行投資してもらえる時代じゃ、もうないですよね…。

学生コンペに出まくるようになってはや3年がたつ。いろいろ思うことがあるけれど、マーケコンペやインターンで優勝したって、実現ができなければ、本当にそのアイディアを評価をすることはできない、だけど大学生にしか貯めることができない良い経験値にはなったと思う。ちゃんと文脈をみて、データに基づいた根拠のある話を安心感のある話し方でしなきゃ社会人として話を聞いてもらえないんだろうな。もうすぐ、プロになるんだ(自戒)

正直今、社会人になることに対してめちゃくちゃビビっている。

 

最後にいちばんの師匠に教わった心得を書き記しておきたいと思います。

①私利私欲を捨てる

②社会貢献がアイディアの基本

③公私混合せよ!

自分の欲求や自己満足のアイディアは絶対に届けたい人には届けきれない。共通コードは結局社会貢献を意識しないと、売上のためだけにやっている会社を誰がすきになるんだ、って言ってたシーン夢にまで出てきて最近困っている。この3つの心得は生涯大切に大切にしていたい。