「合わなきゃやめちゃえ。」という魔法の言葉。

ものづくり、めっちゃ楽しいやん、作品作るのすごくすきだ、と思う体験をしたものの、反面やっぱり私はぶっちゃけ女子大生体験をしたかった。 1年間水泳部に所属していた、その入部にいたったキッカケのお話です。

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コミュニティにどっぷり所属するのがとても怖かったんです。

縦とも横ともなかなかうまくつながれず、同じ学科の子にノリで手当たり次第に話しかけ、テキトーに話をして1日をやり過ごす、とても面倒くさい奴だったと思います。ただ、偶然あるひとりの女の子から、自大学と近隣大学と一緒に練習ができる「水泳部」が気になっているという話をききました。

女子大の「サークル・部活無所属」はかなり多く私もその1人でした。

(女子限定のサークルしか開けないことがボトルネックすぎるため)基本女子大の子達は他大のサークルなどに所属するようになります。しかし、なかなか自分にフィットするサークルを見つけだすのは難しく、何かに所属することに諦めている学生の内の1人でした。1度水泳を高校時代に諦めた私は、ただなんとなく今だったらもう一度はじめれるのかもしれない、そんな気がして、(あとリア充したくて)でも参加する勇気がなくて、足踏みをしていました。 

もやもやしているとき、ある同級生から、助言をもらいました。私とタイプも全く違うし、趣味も違うし、おしゃれだし、コミュニティにきちんと所属しながらも自由に生きているとってもかっこいい女の子からです。ふと偶然、下校が一緒になり、いま水泳部が気になっているという相談をしたとき、 「え、一回試しにいってみればいいじゃん、合わなきゃやめなよ。」そう言ってくれた時、とっても心が軽くなったのを今でも覚えています。

自分にとって美味しい生活はとってもたいせつだから。

実際見学に行ってみて、何度入るのか、入らないかでもやもやしていた時期もあるのですが、結局入ることに決めました。「所属しているけど合わなくなったら、やめちゃえばいいや。」そんなスタンスで人生のことを考えたことは今まであんまりなくて、でもとても居心地のいい、自由な場所を私は手に入れることができました。 

その、「行って合わなかったらやめちゃえば」という言葉は私の価値観の中でずっと大切にしています。これからアウェイな場所に顔を出す際、この言葉を口にしてから単騎で突っ込んで行くことが増えました。

「入るか、入らないか」でもやもやするより、入ってしまって合わなければ辞めた方が後悔しませんよね。最近になって、結局入らず、気になって外から眺めてるなんてそんな悠長な時間は人にはないんだな、と思います。

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この時が一番絵に描いた大学生活してる、と思う。

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