電脳コイルの世界は意外ともうすぐかもしれない。
全部26話一気にレンタルして見きっちゃったので勢いでかきました。
電脳コイルとは?
『電脳コイル』(でんのうコイル、COIL A CIRCLE OF CHILDREN)は、磯光雄原案・初監督の日本のテレビアニメ作品、およびそれを原作とした宮村優子の小説作品。もしくは、同作品に登場する現象の名称。2007年5月12日から12月1日まで、NHK教育テレビジョンにて毎週土曜日18時30分から放送された。全26話。
出典:Wikipedia
202X年。「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型のウェアラブルコンピュータが全世界に普及して11年後の世界 。「電脳」と呼ばれる技術を使ったペットや道具が存在し、インターネットも「電脳メガネ」を使って見る時代のお話になります。
電脳メガネとは?
男子のいたずらによって大量の迷惑メールが送られてきたシーン
基本子どもたちが利用するウェアラブルコンピューターで大人はあまり使用していないデバイスになります。(デジタルなどに興味のある大人は除く)常にインターネットに接続していて、メガネをかけると自分たちの街並みにデータ化したバーチャル世界が重なって映し出されています。メガネを使用すると電脳ペットを飼うことができたりして、電脳世界で遊ぶこともできます。違法な改良ソフトなどもあり、メガネから光線を出すこともできます。
実際こんな感じでかけてる人にしか「見えない現象」が起きます。
バグで電脳体がブレる現象
昭和×近未来がじわじわくる
2007年に制作されたアニメなので、ものがたりのキーとなる話が、都市伝説になります。都市伝説とか、学校の怪談話って聞かなくなりましたよね。昔はめちゃくちゃあたりまえのようにあったのに、ネットのウワサとか、こういうつぶやきみた、みたいな話の方が今っぽい。そういう昔の懐かしい雰囲気に浸りながら、Googleグラスのようなデバイスが世の中で「さもあるかのように」立ち振る舞われている未来感みたいな、新しいのだけど古いイメージは、今の時代に作ろうと思っていても制作できないものだと思います。
Googleグラスは流行するのか
昨年の秋頃、もう一度GoogleがGoogleグラスをもう一度開発するという記事がでていました。現在、PCのキーボードが打てないワカモノがでてきているというnaverまとめを昨日みましたが、もう少し先の未来では音声認識が当たり前になってくると思うんですよね。音声認識が当たり前化すれば、Googleグラスは絶対流行るのではないでしょうか。ただ、このようなデバイスは今までなかったのでどこかで生活者がナチュラルに体験できるような機会提供を何度か重ねなければいけないと思います。
USJ きゃりーぱみゅぱみゅのXRライド
きゃりーぱみゅぱみゅ XRライド| ユニバーサル・クールジャパン 2016| USJ
ネットやIoT情報に能動的でない人をVR体験させ、かつ好印象だった例でいうと、USJのきゃりーぱみゅぱみゅのXRライドが成功例としてあと1ヶ月後くらいに宣伝会議とかに乗るんじゃないかと予想しています。実際に体験してきましたが、平日でも普通に2時間半くらい並びます‥ ただ、短気な大阪人ですが、あの行列を我慢してでもまた乗りたいと思ったほどの満足感がありました! きゃりーのライドは異世界に飛びこんでいくような没入感は、めっっっっちゃたのしい。ツイッターでつぶやき検索しててもかなり評価の高い印象がみれます。映像クオリティはまずまずで、これからどんどんバージョンアップしていくのではないかと思います。もっとやれるだろUSJ、という期待。というのも、とりあえず世界初のXRライドをつくることに優先順位が高かったからだ、と感じたからです。
きゃりーのライドではGear VRを毎回消毒し、乗り物に乗るギリギリで着用させてもらえますが結構コストがかかります。こういう体験コンテンツを今後USJ側が多く提供していくとなると、例えばGoogleと手を組んで自分のGoogleグラスで「全てのアトラクションはもちろんテーマパークも電脳コイルのような世界をつくっていきます!」とかいいだすとUSJで買い始めるんじゃないか、と思ったり。どうやって消毒しているかわからないし、付けたり外したりめっちゃ面倒。自分のメガネでテーマパークが2通りの次元を楽しめるようになったら、めっちゃ楽しくないですか?例えばこんな感じ。
電脳コイルの世界は意外と近づいてきているのではないか、というお話でした。
久しぶりにUSJにいくと結構衝撃だったのでそれについてまた書きたいと思います!